中国国内での生産移管5つのポイント(5)~現地エンジニアリング編~設備移転・移設のノウハウ【中国→中国】
さて中国国内での工場移転となると、中国現地での設備梱包・出荷、さらに中国現地での据え付け・立上げ作業など、現地でのエンジニアリングが必要となります。 設備の移転・移設に必要な作業(工作機械の場合)は、主に次の6つの手順を […] … <続きを読む>
コラム
中国国内における工場移転でコストダウンを行うポイントは、できる限り中国現地のローカル企業を活用して工場移転作業を行うことです。
例えば前回のコラムでも述べた通り、日本製の設備を移設するにしても、製造元である日本のメーカーから
エンジニアを派遣してもらうと、コストが非常に高くつきます。
こうしたケースでは、日本のメーカーと提携している現地のメンテナンス会社やエンジニアリング会社を
活用して、移設作業を行うべきです。
SEALSでは、こうした中国国内における工場移転に関わる、
現地の様々な重量業者、エンジニアリング会社等のネットワークを有しています。
SEALSでは中国国内において、一貫した責任体制で現場指揮・管理が可能です。
また当社から必要に応じてスーパーバイザー(作業監督・現場親方)を派遣することも可能。
安心・安全な搬出入作業・据付作業をサポートさせていただきます。
いかがでしょうか。 設備海外移転・移設ナビを運営する株式会社SEALSでは、こうした中国国内における
生産移管(設備移転・移設)に関する各種サービス・アドバイザリー業務を
行っております。当社のサービスへのお問合せは下記フォームからお気軽にどうぞ。
(※本コラムは、2021年10月現在の法令に基づき作成されております。)
さて中国国内での工場移転となると、中国現地での設備梱包・出荷、さらに中国現地での据え付け・立上げ作業など、現地でのエンジニアリングが必要となります。 設備の移転・移設に必要な作業(工作機械の場合)は、主に次の6つの手順を […] … <続きを読む>
日本法人と、中国現地法人との設備移転に関する親子間取引でまず留意すべき点は、移転・移設対象となる設備の価格の妥当性です。 この移転・移設対象となる設備の価格の妥当性・客観性が確保されなければ、・日本の税務当局だけでなく、 […] … <続きを読む>
経済産業省から所謂EL(エクスポート・ライセンス:輸出許可申請書/役務取引許可申請書)を取得して輸出した設備の場合、中国国内での移転、あるいは中国国外の第三国への再輸出時には、経済産業省の許可が必要です。 ※輸出許可申請 […] … <続きを読む>
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ご存じでしょうか?中国には中古機械の輸入規制があります。中国に中古設備を持ち込む為には、中国当局(検査検疫局)の指定期間の出荷前検査を受ける必要があります。 各国には中国当局指定の検査機関が存在します。日本国内にも検査機 […] … <続きを読む>
日本から中国への設備移転・設備移設を行うためには、経済産業省の定める輸出貿易管理令に基づき、行う必要があります。違反をすると刑事罰に問われることもあります。 まず、対象設備の「該非判定書」を製造元のメーカーから入手する必 […] … <続きを読む>