日本から中国への工場進出6つのポイント(4)~現地エンジニアリング編~生産拠点の海外移転のリスク対策は大丈夫ですか?【日本→中国】
さて、無事に中国への設備の移転・移設手続きが行えたとして、次に問題となるのが中国への設備梱包・出荷、さらに中国現地での据え付け・立上げ作業です。 設備の移転・移設に必要な作業(工作機械の場合)は、主に次の6つの手順を踏み […] … <続きを読む>
コラム
経済産業省から所謂EL(エクスポート・ライセンス:輸出許可申請書/役務取引許可申請書)を取得して輸出した設備の場合、中国国内での移転、あるいは中国国外の第三国への再輸出時には、経済産業省の許可が必要です。
※輸出許可申請書/役務取引許可申請書取得時の経産省法規による。
日本からの輸出者は、経済産業省への事前申請が必要となり、設備売買・再輸出後も管理義務が継続するので注意が必要です。管理義務を怠った場合、輸出貿易管理令違反として処罰の対象となります。
なお、こうしたEL品は日本へ再輸出することで日本からの輸出者の管理義務は終了します。日本向けの再輸出であれば、経済産業省への事前申請も不要です。
いかがでしょうか。設備海外移転・移設ナビを運営する株式会社SEALSでは、こうした中国現地法人から中国外への設備移転、移設に関する各種サービス・アドバイザリー業務を行っております。当社のサービスへのお問合せは下記フォームからお気軽にどうぞ。
さて、無事に中国への設備の移転・移設手続きが行えたとして、次に問題となるのが中国への設備梱包・出荷、さらに中国現地での据え付け・立上げ作業です。 設備の移転・移設に必要な作業(工作機械の場合)は、主に次の6つの手順を踏み […] … <続きを読む>
さて近年、中国に進出した後、中国国内で生産拠点(工場)を移管するケースというのも散見される様になってきました。 その要因として、中国政府当局の産業振興策の変化も挙げられます。例えば中国・深圳エリアは、かつては来料加工(海 […] … <続きを読む>
前述の通り、20年ほど前の中国では「来料加工」をステップとして海外企業の工場を積極的に誘致してきました。 しかし現在では、以前の様な「来料加工」のメリットを減らす施策が、特に深圳などの沿岸部を中心に取られています。 例え […] … <続きを読む>
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概要 精密機器メーカーにおける、製造拠点再編に伴う中国から各国へのグループ間設備移設、売却を実施しました。当社にて本件実行に必要な工程表を最初に明示。その工程表に基づき、必要な各プロセスにおいて当社があらゆる業務を代行、 […] … <続きを読む>
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さて中国国内での工場移転となると、中国現地での設備梱包・出荷、さらに中国現地での据え付け・立上げ作業など、現地でのエンジニアリングが必要となります。 設備の移転・移設に必要な作業(工作機械の場合)は、主に次の6つの手順を […] … <続きを読む>